トップへもどる
IPSe
イプシ・マーケティング研究所
<コラム&レポート> -コンシューマレポート-


第6回コンシューマレポート

ネット音楽配信サービス利用実態調査

〜携帯デジタルオーディオプレーヤー&音楽ダウンロードサービス〜

2004年12月
アンケート調査結果概要

●この調査結果に関するニュースリリース

イプシ・マーケティング研究所では、アンケートの詳細分析結果を取りまとめた『ネット音楽配信サービス利用実態調査レポート』を販売します。レポートは、携帯デジタルオーディオプレーヤーおよび音楽ダウンロードサービスの利用実態と意識、音楽視聴スタイルの動向を、性別・年齢別・iPodなど携帯デジタルオーディオプレーヤーの認知・利用状況別・携帯電話の利用状況別などでクロス集計を行い、詳細な分析を加えています。
⇒ 詳細・お申込方法はこちら


結果のポイント

(1)携帯デジタルオーディオプレーヤーの利用実態と意識

●9割近くが「携帯デジタルオーディオプレーヤー」を知っているが、利用者は5%ほど。
●「携帯デジタルオーディオプレーヤー」の今後の利用意向は回答者の半数以上。

(2)音楽ダウンロードサービスの利用実態と意識

●音楽ダウンロードサービスの認知率は9割近くに達し、高い。サイトへのアクセス経験は5割強、試聴サービスの利用経験者は3割強、ダウンロード購入経験者は1割弱。
●音楽ダウンロードサービスの今後の利用意向は、64.4%と6割を超える。利用のための条件としては、「ダウンロードの手続きや操作が簡単になったら」と「PC以外の機器でも簡単に再生できるなら」を挙げた人が多い。

(3)音楽視聴スタイルの動向

●音楽視聴に、週6時間、月3,000円弱を費やしている。
●利用の音楽プレーヤーは、「ステレオ」「カーオーディオ」「パソコン」がトップ3。若い層ほど「パソコン」や「携帯電話/PHS」を利用している。
●音楽関連情報の主な入手先は「テレビ・ラジオ番組」と「パソコンのウェブサイト」。ネット経由で情報を入手するスタイルは定着している。
●今後は、「探している楽曲が試聴できたら」と「パッケージにしろダウンロードにしろ楽曲を少しでも安く買うため」にネットを利用したいと考えている人が多い。





(1) 携帯デジタルオーディオプレーヤーの利用実態と意識


9割近くが「携帯デジタルオーディオプレーヤー」を知っているが、利用者は5%ほど。

・iPodなど「携帯デジタルオーディオプレーヤー」について「機能までよく知っている」のは36.1%、「名前は知っているが機能はよく知らない」が51.3%と、両者を合わせた認知度は9割近い。


図表1 携帯デジタルオーディオプレーヤーの認知状況 [回答者全体]
図表1:携帯デジタルオーディオプレーヤーの認知状況


・iPodなど「携帯デジタルオーディオプレーヤー」の利用状況は回答者(2,007人)の4.5%。


図表2 携帯デジタルオーディオプレーヤーの利用状況 [回答者全体]
図表2:携帯デジタルオーディオプレーヤーの利用状況



「携帯デジタルオーディオプレーヤー」の今後の利用意向は回答者の半数以上。

・iPodなど「携帯デジタルオーディオプレーヤー」を今後「利用したい」が52.9%と半数を超えた。特に、若い層ほど利用意向が高い。


図表3 携帯デジタルオーディオプレーヤーの今後の利用意向
[回答者全体/年齢別]
図表3:携帯デジタルオーディオプレーヤーの今後の利用意向





(2) 音楽ダウンロードサービスの利用実態と意識


音楽ダウンロードサービスの認知率は9割近くに達し、高い。サイトへのアクセス経験は5割強、試聴サービスの利用経験者は3割強、ダウンロード購入経験者は1割弱。

・音楽ダウンロードサービスの認知率は86.5%と9割近くに達し、高い。またサイトにアクセス経験があるのは51.5%と5割を超えるが、実際に「ダウンロード購入したことがある」のは6.0%、「試聴だけしたことがある」のは34.0%。


図表4 音楽オンライン試聴およびダウンロードサービスの認知・利用状況
 [音楽視聴者全体]
図表4:楽曲オンライン試聴およびダウンロードサービスの認知・利用状況

 

音楽ダウンロードサービスの今後の利用意向は、64.4%と6割を超える。利用のための条件としては、「ダウンロードの手続きや操作が簡単になったら」と「PC以外の機器でも簡単に再生できるなら」を挙げた人が多い。

・ダウンロード購入の今後の利用意向は、64.4%と6割を超える。利用意向が最も高いのは、音楽視聴への支出額が最多世代である20代で、71.3%と7割以上に上り、次いで30代が64.6%となっている。


図表5 音楽ダウンロード購入の今後の利用意向 [音楽視聴者全体/年齢別]

図表5:楽曲ダウンロード購入の今後の利用意向


・「サービスが使いやすくなれば購入したい」人に、具体的条件を選んでもらったところ「ダウンロードの手続きや操作が簡単になったら」(54.3%)と「PC以外の機器でも簡単に再生できるなら」(51.9%)が多い。次いで、「配信される楽曲が増えたら」(同42.5%)と「楽曲にジャケットや歌詞カードが付いたら」(同35.9%)が続き、具体的なサービス改善に期待を寄せている。「楽曲が増えたら」は概ね高齢層ほど、「歌詞カードが付いたら」は若い層ほど、比率が高い。


図表6 音楽ダウンロード購入のための条件 [条件付き購入希望者全体/年齢別] (MA)

図表6:楽曲ダウンロード購入のための条件





(3) 音楽視聴スタイルの動向


音楽視聴に、週6時間、月3,000円弱を費やしている。

・回答者(2,007人)のうち、音楽を視聴するのは93.5%(1,879人)。1週間あたりの音楽視聴時間の平均は、6時間10分。概ね年齢が上がるほど視聴時間が減少するが、男女ともに50歳以上で再び増加する。


図表7 1週間あたりの音楽視聴時間 [回答者全体/性・年齢別]
図表7:1週間あたりの音楽視聴時間


・1か月あたりの音楽視聴代の平均は、音楽視聴者全体で2,600円。


図表8 1か月あたりの音楽視聴代 [音楽視聴者全体]
図表8:1か月あたりの音楽視聴代


利用の音楽プレーヤーは、「ステレオ」「カーオーディオ」「パソコン」がトップ3。若い層ほど「パソコン」や「携帯電話/PHS」を利用している。

・音楽視聴に利用しているプレーヤーは、トップ5が「コンポーネントステレオ」(55.8%)、「カーオーディオ」(53.7%)、「パソコン」(42.8%)、「テレビ」(38.9%)、「ラジオ」(33.2%)の順。6位が「ラジカセ」(28.4%)、7位が「携帯CDプレーヤー/MDプレーヤー」(27.9%)となった。若い層ほど「パソコン」や「携帯電話/PHS」を利用している。
・iPodなど「携帯デジタルオーディオプレーヤー」の利用は音楽視聴者の4.8%と20人に1人程度。「携帯電話も5.1%(特に10代は27.4%と突出)が音楽プレーヤーとして利用している。


図表9 音楽視聴によく利用するプレーヤー [音楽視聴者全体/年齢別] (MA)

図表9:音楽視聴によく利用するプレーヤー


音楽関連情報の主な入手先は「テレビ・ラジオ番組」と「パソコンのウェブサイト」。ネット経由で情報を入手するスタイルは定着している。

・音楽を視聴している人(1,879人)が、音楽関連の情報源として利用している割合が最も多いのは「テレビ・ラジオ番組」の91.3%。続く「パソコンのウェブサイト」(65.5%)、「友人・知人」(59.4%)、「一般の新聞・雑誌」(57.6%)、「パソコンのメールマガジン」(37.0%)までがベスト5。


図表10 音楽関連情報源の利用の有無 [音楽視聴者全体] (N=1,879)

図表10:音楽関連情報源の利用の有無


今後は、「探している楽曲が試聴できたら」と「パッケージにしろダウンロードにしろ楽曲を少しでも安く買うため」にネットを利用したいと考えている人が多い。

・ネットを利用した音楽の楽しみ方を記述した項目について、どう思うかを5段階で尋ねた。「そう思う」と「ややそう思う」と回答した比率を合計したものを「肯定率」とすると、全体で肯定率の高い項目は「探している楽曲が試聴できたら」(82.1%)と「パッケージにしろダウンロードにしろ、楽曲を少しでも安く買いたい」(76.0%)の2項目。
・年齢別に見ると、10代と20代の若い層で、概ね、どの項目も肯定率が高く、ネット利用意向が高い。特に10代は「携帯電話の着うたにして楽しみたい」や「携帯電話にオーディオプレーヤ機能がほしい」と、携帯電話を利用して音楽を楽しみたいと思っている人が多い。


図表11 音楽視聴に関連した今後のインターネット利用意向(肯定率)
 [回答者全体/年齢別]
図表11:音楽視聴に関連した今後のインターネット利用意向(肯定率)




(4)回答者の基本属性


有効回答者数は2,007人。男性44.9%、女性54.0%。

図表12 回答者の性別 [全体]
図表12:回答者の性別

平均年齢35.0歳。「30〜34歳」が約2割で最多。

図表13 回答者の年齢構成 [全体]

図表13:回答者の年齢構成


■アンケート調査結果を引用・転載したい場合はこちら


→コラム&レポート一覧へ
(C) Copyright 2001-2008 IPSe Marketing, Inc. All Rights Reserved.