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イプシ・マーケティング研究所
<コラム&レポート> -コンシューマレポート-


第4回コンシューマレポート
携帯電話の利用に関する調査(II)結果
2004年4月


調査結果概要

●この調査結果に関するニュースリリース
●全内容のPDFファイル  930KB

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結果のポイント

(1)携帯電話に付属する機能の利用状況

●カメラ機能付き携帯電話の保有者は、1年前の4人に1人(24.7%)から今回調査の3人に2人(67.0%)へと大幅に増加。その半数近く(46.3%)がムービー付きを保有
●カメラ以外の付属機能では、「Javaアプリケーション」(39.4%)、「ムービー」(31.0%)を3割以上が保有。「動画メール送信」(18.6%)、「位置情報サービス」(14.9%)、「外部メモリーカードでの保存・再生」(12.2%)を1〜2割が保有。携帯電話の多機能化が進んでいる
●カメラ以外の各機能保有者のうち、その機能を利用したことがある人の割合(以下、「利用経験率」)が高いのは、「Javaアプリケーション」(81.0%)、「外部メモリーカードでの保存・再生」(61.5%)、「動画メール送信」(60.2%)、「TV・ビデオのリモコン」(58.2%)
●カメラ以外の各機能保有者の利用頻度が高い機能は、「外部メモリーカードでの保存・再生」(60.1%)、「Javaアプリケーション」(51.2%)で、いずれも半数以上が「しばしば利用」「ときどき利用」している

(2)携帯電話からのコンテンツやサービス、商品の購入状況

●携帯電話でコンテンツやサービスを購入したことがある人は75.4%、4人に3人程度。特に、24歳以下では約9割が購入経験あり
●過去1年間の携帯電話でのコンテンツ購入ベスト3は「着メロ・カラオケ配信」(46.9%)、「画像」(18.6%)、「ゲーム」(16.8%)。着メロは幅広い年代で利用され、ゲームは20代前半までの利用が中心
●携帯ショッピング(携帯電話での商品購入)経験者は21.5%と2割強。主な購入商品は、「衣類・ファッション」、「書籍」、「チケット(旅行関連を除く)」、「旅行関連商品」、「音楽CD・ビデオ・DVD」「美容・化粧品・香水」
●携帯ショッピングの経験者は増えていないが、経験者の年間購入回数や金額が増加
●携帯ショッピングは、ネットショッピングのヘビーユーザーよりも、携帯電話ヘビーユーザーに浸透

(3)携帯電話の利用実態と意識

●携帯電話の利用は、メール利用回数が通話回数のほぼ2倍
20代前半までの若年層が特に活発にメール利用





(1)携帯電話に付属する機能の利用状況


カメラ機能付き携帯電話の保有者は、1年前の4人に1人(24.7%)から今回調査の3人に2人(67.0%)へと大幅に増加。その半数近く(46.3%)がムービー付きを保有

・カメラ付き携帯電話保有者は回答者の67.0%と3人に2人で、前回調査(24.7%)に比べ大幅に増加した。(図表1参照)
・カメラ付き携帯電話保有者のうち、46.3%と半数近くがムービー付きを保有し、回答者全体の31.0%がムービー付き携帯電話を保有している。


図表1 カメラ機能の保有率 (全体)
< 前回調査 (2002年12月) > N=2007   < 今回調査 (2004年1月) > N=2429
図表1:カメラ機能の保有率 前回調査(2002年12月)  図表1:カメラ機能の保有率 今回調査(2004年1月)


カメラ以外の付属機能では、「Javaアプリケーション」(39.4%)、「ムービー」(31.0%)を3割以上が保有。「動画メール送信」(18.6%)、「位置情報サービス」(14.9%)、「外部メモリーカードでの保存・再生」(12.2%)を1〜2割が保有。携帯電話の多機能化が進んでいる。(図表2参照)

カメラ以外の各機能保有者のうち、その機能を利用したことがある人の割合(以下、「利用経験率」)が高いのは、「Javaアプリケーション」(81.0%)、「外部メモリーカードでの保存・再生」(61.5%)、「動画メール送信」(60.2%)、「TV・ビデオのリモコン」(58.2%)。(図表2参照)


図表2 携帯電話の付属機能の保有率・利用経験率
図表2:携帯電話の付属機能の保有率・利用経験率


カメラ以外の各機能保有者の利用頻度が高い機能は、「外部メモリーカードでの保存・再生」(60.1%)、「Javaアプリケーション」(51.2%)で、いずれも半数以上が「しばしば利用」「ときどき利用」している。(図表3参照)


図表3 携帯電話付属機能の利用頻度 (各機能保有者別)
図表3:携帯電話付属機能の利用頻度





(2)携帯電話からのコンテンツやサービス、商品の購入状況


携帯電話でコンテンツやサービスを購入したことがある人は75.4%、4人に3人程度。特に、24歳以下では約9割が購入経験あり。(図表4参照)

・携帯電話からの有料コンテンツ、サービス利用経験者は75.4%。また過去1年間での利用者は58.9%と6割近い。
・前回調査と比較すると、これまでの利用経験比率も(前回調査:69.0%⇒今回調査:75.4%)、この1年間の利用者比率も(同:52.1%⇒58.9%)増加傾向にあり、着実に生活に浸透していることがうかがえる。
・年齢別にみると、若いほど利用経験比率が高く、特に24歳以下では9割近くが利用経験がある。その一方で、年代が高いほど利用経験比率が低いうえに、「この1年間は利用したことがない」割合が高く、一度は利用したが最近は利用していない人の割合が高いことがわかる。


図表4 有料コンテンツ・サービスの利用経験 (全体/年齢別)
図表4:有料コンテンツ・サービスの利用経験(全体/年齢別)
 

過去1年間の携帯電話でのコンテンツ購入ベスト3は「着メロ・カラオケ配信」(46.9%)、「画像」(18.6%)、「ゲーム」(16.8%)。着メロは幅広い年代で利用され、ゲームは20代前半までの利用が中心。(図表5参照)

・過去1年間に有料で利用したコンテンツやサービスのトップは、「着メロ、カラオケ配信」で46.9%。2位は「画像」18.6%、3位が「ゲーム」の16.8%。
・年代別に利用の多いコンテンツ・サービスのベスト3を見てみると、10代では1位/着メロ、2位/ゲーム、3位/画像の順、20代では着メロ、画像、ゲーム、30〜40代では着メロ、ニュース、画像となり、50代以上ではニュース、着メロ、生活情報の順となる。着メロが幅広い年代に利用されている一方で、ゲームが10〜20代に多く利用されていることがわかる。


図表5 年代別利用の多い有料コンテンツ・サービス (複数回答) (上位4位まで)

図表5:年代別利用の多い有料コンテンツ・サービス(複数回答)(上位4位まで)


携帯ショッピング(携帯電話での商品購入)経験者は21.5%と2割強。
主な購入商品は、「衣類・ファッション」、「書籍」、「チケット(旅行関連を除く)」、「旅行関連商品」、「音楽CD・ビデオ・DVD」「美容・化粧品・香水」
(図表6参照)

・携帯電話からの商品購入(コンテンツやサービス以外の物品)経験者は、21.5%。過去1年間の購入経験者は11.4%であった。前回調査(商品購入経験者:23.7%、過去1年間の購入経験者:11.7%)に比べ、増加していない。
・過去1年間の商品購入経験者に購入商品を聞いたところ、主な購入商品は、「衣類・ファッション用品」(38.9%)、「書籍」(21.2%)、「チケット(旅行関連を除く)」(21.2%)、「旅行関連商品」(20.3%)、「音楽CD・ビデオ・DVD」(16.8%)、「美容・化粧品・香水」(15.0%)。


図表6 過去1年間のコンテンツやサービス以外の購入商品 (複数回答)
図表6:過去1年間のコンテンツやサービス以外の購入商品(複数回答)


携帯ショッピングの経験者は増えていないが、経験者の年間購入回数や金額が増加。

・過去1年間の商品購入経験者に年間購入金額を聞いた結果、平均購入金額は約3万5千円であった。前回調査の平均約2万5千円から1万円ほどの増加。(図表7参照)
・年間購入回数は、「1回」(25.1%)、「2回」(17.1%)、「3回」(14.5%)、「4〜5回」(14.5%)で、平均年間購入回数は6.0回であった。前回調査の平均5.1回から6.0回に増加。(図表8参照)
・携帯ショッピングの経験者は増えていないものの、購入経験者の購入金額や購入回数が増加し、経験者では利用頻度が高まっていることがわかる。


図表7 過去1年間の購入金額(前回調査との比較)
図表7:過去1年間の購入金額(前回調査との比較)


図表8 過去1年間の購入回数(前回調査との比較)
図表8:過去1年間の購入回数(前回調査との比較)


携帯ショッピングは、ネットショッピングのヘビーユーザーよりも、携帯電話ヘビーユーザーに浸透。(図表9、10参照)

・携帯電話の利用料金が高額な人ほど、携帯ショッピング経験者の割合が高い。また、各キャリアとも新機種を利用しているユーザーのほうが携帯ショッピング経験者が多い。(図表9参照)携帯電話の利用が活発な携帯電話ヘビーユーザーや、新機種が発売されるといち早く購入する新機種への感度の高いユーザーに携帯ショッピング利用者が多いことがわかる。
・一方、過去1年間のインターネットショッピング購入回数別に携帯ショッピング経験率を見ると、インターネットショッピングでの購入回数が「21回以上」の層は別格だが、それ以外の層では携帯電話ショッピングの経験率との間に相関が見られない。パソコンでインターネットショッピングをよく利用する人が、携帯電話でのショッピングにも関心が高いとは限らないようだ。(図表10参照)


   
図表9 携帯電話での商品購入経験の有無
<携帯電話の利用料金別><携帯電話の利用機種別>
図表9:携帯電話での商品購入経験の有無(携帯電話の利用料金別) 図表9:携帯電話での商品購入経験の有無(携帯電話の利用機種別)


図表10 携帯電話での商品購入経験の有無

<インターネットショッピング年間購入回数別>
図表10:携帯電話での商品購入経験の有無(インターネットショッピング年間購入回数別)





(3)携帯電話の利用実態と意識


携帯電話の利用は、メール利用回数が通話回数のほぼ2倍。

・回答者全体の一日の平均受発信数は「通話」が4.2回、「メール」が8.3回。
・前回調査と比較すると、一日の通話受発信数は同程度(前回:平均4.0回⇒今回:4.2回)だが、メール受発信数は増加(前回:平均7.0回⇒今回:8.3回)している。


図表11 通話およびメールの一日平均受発信数 (全体)


図表11:通話およびメールの一日平均受発信数(全体):通話


図表11:通話およびメールの一日平均受発信数(全体):メール



20代前半までの若年層が特に活発にメール利用。

・携帯電話メールの一日平均受発信数は8.3通。年齢別では若い世代ほど多く、「19歳以下」は23.7通、「20〜24歳」では13.3通と、特に20代前半までが多い。


図表12 一日の平均メール受発信数 (全体/年齢別)
図表12:一日の平均メール受発信数(全体/年齢別)




(4)回答者の基本属性


●アンケート対象者はPCインターネット・ユーザーで、携帯電話/PHSを利用している人。有効回答数は2,429人。女性55.9%、男性41.5%。


図表13 回答者の性別 (全体)
図表13:回答者の性別(全体)


●平均年齢33.3歳。「30〜34歳」が最多20.3%、以下「25〜29歳」(19.5%)、「35〜39歳」「20〜24歳」(いずれも14.3%)の順。


図表14 回答者の年齢構成 (全体)
図表14:回答者の年齢構成(全体)


● インターネットの接続方法は、「ADSL」が56.7%で最も多く、「CATV」(13.6%)、「光回線」(7.2%)を合わせたブロードバンドの利用者は8割近い。






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