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イプシ・マーケティング研究所
<コラム&レポート> -コンシューマレポート-


第3回コンシューマレポート
携帯電話の利用に関する調査結果
2003年2月


調査結果概要

●この調査結果に関するニュースリリース
●全内容のPDFファイル  636KB

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結果のポイント

(1)携帯電話/PHSの利用実態と意識

●携帯電話は「通話」より「メール」を利用するほうが多い。回答者全体の一日の平均受発信数は「通話」が4.0回、「メール」が7.0回。利用回数比率では、《メール中心派》が49.1%、《通話中心派》は34.6%
●携帯メールとPCメールは、スタイルの異なるコミュニケーション手段

(2)携帯電話/PHSに付属する機能の利用状況

●保有携帯電話/PHSに付属している電話以外の機能は、多い順に「e-メール」(84.7%)、「インターネット接続」(81.5%)、「各電話会社の独自メール」(74.9%)。「カメラ」は24.7%、「位置情報サービス」は19.1%
●付属機能のうち「必要である」の割合が高いのは、1位「e-メール」、2位「カメラ」、3位「インターネット接続」。逆に「なくてもよい」1位は「位置情報サービス」、2位「ムービー」、3位「Javaアプリケーション」
●カメラ付き携帯電話の保有者で、カメラを使ったことがない人はわずか2.6%
●付属カメラでの撮影対象トップは「たまたま見つけた面白いもの」(42.4%)
●付属カメラはメモ代わりやコミュニケーションツールとして日常的に活用
●位置情報サービス対応の携帯電話保有は4人に1人だが、利用法は開発途上

(3)携帯電話/PHSからのコンテンツやサービス、商品の購入状況

●携帯電話から有料でコンテンツやサービスを利用したことがある人は約7割で、トップは「音楽(着メロ)」、2位は「画像」
●商品購入経験者は23.7%と約4人に1人。1位「書籍」、2位「衣類・ファッション」





(1)携帯電話/PHSの利用実態と意識


携帯電話は「通話」より「メール」を利用するほうが多い

・回答者全体の一日の平均受発信数は「通話」が4.0回、「メール」が7.0回。
・回答者を利用回数比率で分類してみると、「メールがほとんど」と「通話が3割、メールが7割」を合わせた《メール中心派》が49.1%。「通話がほとんど」と「通話が7割、メールが3割」を合わせた《通話中心派》は34.6%となった。
・特に若い世代ほどメール利用が活発で、《メール中心派》の割合は、19歳以下では85.1%、20代前半では68.5%、20代後半58.9%、30代前半では55.5%と、30代前半までは《メール中心派》が過半数を占める。


図表1 通話とメールの利用回数比率 [年齢別]
図表1:通話とメールの利用回数比率(年齢別)


携帯メールとPCメールは、スタイルの異なるコミュニケーション手段

・ウェブやメールに対応した携帯電話/PHSの利用法やPC利用への影響をたずねたところ、肯定率(「そう思う」、「ややそう思う」の合計)が圧倒的に高いのは、「携帯電話のメールは特定の数人の相手とする事が多い」(81.4%)と「PCの場合よりも通信料を気にする」(73.4%)。次いで「メールは相手と会話のように頻繁に行う」(37.4%)、「メールの相手がPCの場合とは違う」(33.8%)は3割以上が肯定。


図表2 多機能携帯電話/PHSの利用法 [全体]
図表2:多機能携帯電話/PHSの利用法(全体)


・[携帯電話/PHSの利用月額別]にみると、利用料金が高い層ほど「携帯メールは相手と会話のように頻繁に行う」、「メールの相手がPCの場合とは違う」、「PCでのメール利用が少なくなった」の3項目で肯定率が高い。携帯メールとPCメールは、スタイルの異なるコミュニケーション手段となっている。
・基本料金を含む平均利用月額は5,613円。「男性(5,797円)」のほうが、「女性(5,453円)」より高い。また、[年齢別]では若いほうが、[職業別]では「学生」の利用額が多い。





(2)携帯電話/PHSに付属する機能の利用状況


保有携帯電話/PHSに付属している電話以外の機能は、多い順に「e-メール」(84.7%)、「インターネット接続」(81.5%)、「各電話会社の独自メール」(74.9%)。「カメラ」は24.7%、「位置情報サービス」は19.1%(図表3 付属機能)

付属機能のうち「必要である」の割合が高い(「なくてもよい」の回答割合が低い=図表3 不要比率)のは、1位「e-メール」、2位「カメラ」、3位「インターネット接続」。逆に「なくてもよい」1位は「位置情報サービス」、2位「ムービー」、3位「Javaアプリケーション」(図表3 不要機能)


図表3 保有携帯電話/PHS付属機能の要不要比率
図表3:保有携帯電話/PHS付属機能の要不要比率
 

カメラ付き携帯電話の保有者で、カメラを使ったことがない人はわずか2.6%

・カメラ付き携帯電話保有者は回答者の24.7%と4人に1人(図表3 付属機能)で、そのうち約8割はカメラをリピートして利用している。
・保有者のカメラの利用頻度は、[全体]で平均5.0回/月。週1回以上の使用者は計36.6%。


図表4 カメラ機能の利用頻度 [全体]
図表4:カメラ機能の利用頻度(全体)


付属カメラでの撮影対象トップは「たまたま見つけた面白いもの」(42.4%)

・付属カメラで撮影する対象は「たまたま見つけた面白いもの」が42.4%。次いで「家族」(39.5%)、「友人」(36.6%)が3割を超え、「自分」(26.4%)、「ペット」(23.7%)、「旅先などでの記念になるもの」(21.5%)もそれぞれ2割を超えた。


図表5 カメラの撮影対象 [全体] (複数回答)
図表5:カメラの撮影対象(全体)


付属カメラはメモ代わりやコミュニケーションツールとして日常的に活用

・付属カメラの利用法で利用率(「よくある」「たまにある」の合計)が高いのは、「撮った写真を他人の携帯電話にメールで送る」(67.4%)、「撮った写真を待受画面に使う」(61.6%)で各6割を超えた。他「メモ代わりに撮影」(43.9%)、「他人のPCにメールで送る」(36.8%)等。
・カメラのオリジナルな利用法には「元気のない友人へ、変装した自分など面白いものを写して元気づけるメッセージを添えて送る」「子どもの機嫌が悪い時、お気に入りの写真を見せて機嫌をとる」など、"身近な人間とのコミュニケーション手段"に活用するという回答があった。他にユニークなものでは、「鏡として使う」「化粧前と後の自分を比べて遊ぶ」など。


図表6 携帯電話/PHSのカメラの利用法 [全体] (複数回答)
図表6:携帯電話/PHSのカメラの利用法(全体)


位置情報サービス対応の携帯電話保有は4人に1人だが、利用法は開発途上

・位置情報サービスに対応している携帯電話/PHSの保有比率は25.0%。
・同サービスの利用頻度は、月1回以上使う層の合計が12.6%にとどまり、大半が「ほとんど使わない」、「一度も使用していない」と回答。利用平均は月1回で、カメラほどは利用されていない。





(3)携帯電話/PHSからのコンテンツやサービス、商品の購入状況


携帯電話から有料でコンテンツやサービスを利用したことがある人は約7割で、トップは「音楽(着メロ)」、2位は「画像」

・携帯電話からの有料コンテンツ、サービス利用経験者は69.0%、また過去1年間での利用者は約5割。トップは、「音楽(着メロ、カラオケ配信など)」で42.7%。2位は「画像(待ち受け、フレームなど)」19.6%、3位が「ニュース・天気予報」の14.0%。コンテンツ、サービスの平均利用個数は2.6個。「音楽」提供サイトは若い層、「ニュース・天気予報」提供サイトは50代以上の層の利用が多い。
・最も頻繁にアクセスするコンテンツ、サービス提供サイトは「ヤマハ★メロっちゃ」が第1位、続いて「メロDAM」、「めちゃメロ」の順。


図表7 有料コンテンツやサービスの利用経験有無と過去1年間の利用カテゴリ [全体] (複数回答)
図表7:有料コンテンツやサービスの利用経験有無と過去1年間の利用カテゴリ(全体)



商品購入経験者は23.7%と約4人に1人。1位「書籍」、2位「衣類・ファッション」

・携帯電話からの商品購入(コンテンツやサービス以外の物品)経験者は、23.7%。過去1年間の購入経験者は11.6%だった。主な購入商品は「書籍」(3.2%)、「衣類・ファッション用品」(3.1%)、「音楽CD・ビデオ・DVD」(2.6%)、「旅行関連以外のチケット」(2.1%)。
・携帯電話のクーポン利用について聞いたところ、携帯電話/PHSのクーポンサービスを知っている人は55.7%と過半数を占めるが、クーポン利用経験者は17.7%と2割弱にとどまった。




(4)回答者の基本属性


●アンケート対象者はPCインターネット・ユーザーで、携帯電話/PHSを利用している人。有効回答数は2,007人。女性54.3%、男性43.8%。


図表8 回答者の性別 [全体]
図表8:回答者の性別(全体)


●平均年齢34.5歳。「30〜34歳」が最多19.2%、以下「25〜29歳」(16.2%)、「35〜39歳」(15.5%)の順。


図表9 年齢構成 [全体]
図表9:年齢構成(全体)


●インターネットの接続方法は、「ADSL」が48.0%で最も多く、「CATV」(15.9%)、「光回線」(4.0%)を合わせたブロードバンドの利用者は7割近い。






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